インフルエンザ4価ワクチン
2015-08-13
今回のインフルエンザワクチンは3価ではなく4価が使われることになりました。海外ではすでに4価で実施してきたところもありますが、日本では初めてとなります。ちなみに3価と4価で選べるわけではなく、全て4価での対応となります。
従来の3価は「A型2株、B型1株」となっており、B型には流行するタイプとして「山形系統」と「ビクトリア系統」の2種がありますが、同時に流行ることが少ないため、予測してどちらかを選択してきたようです。しかし今回の4価はどちらも入っているので予防範囲が広くなったと考えられます。
気になるのは料金です。接種される方が一番気になりますよね。我々としても問い合わせはしておりますがはっきりした提示は出ておりません。ただ、値上がりすることは間違いないようです。あとはどのくらい上がるのかですが、それによって各医療機関で接種料金の見直しがあると予測されますので、いつも接種している医療機関でも今年は事前に問い合わせをしたほうがいいかもしれません。
料金が気になりますが、それでもインフルエンザワクチンの予防接種は絶対にしたほうがいいと考えています。予防できるだけでなく、それでもかかってしまった場合に症状を非常に軽減してくれます。最近ではタミフルなどの抗インフルエンザ薬に耐性のあるウィルスも報告されており、自分の身を守る、周りの人にうつす危険性を排除するためにも是非接種をお勧め致します。
健保組合や市町村の補助金額についても例年と異なる可能性がありますので早めに確認しておいたほうがよさそうです。双愛クリニックとしてもなるべく接種しやすいよう努力は致しますが、詳しくは納入価がはっきりしたタイミングで改めてご案内致します。
