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新型コロナウイルス感染症対策について
2020-05-07
重要
令和2年5月7日
 
 
健康診断実施時における新型コロナウイルス感染症対策について
 
 
医療法人社団双愛会 双愛クリニック
院長 船山いずみ
 
 
 新型コロナウイルス感染症では無症状の感染者が多数存在することが明らかになっており、健診施設への移動や受診により受診者が感染する危険が増大することが心配されます。しかしその一方、生命予後にかかわる疾患が健診により一定数発見されることから、長期間に渡る受診の遅れが重大な不利益を生む可能性も否定できません。
それらを踏まえ、双愛クリニックの提供する健康診断(以下「健診」という。)においては、新型コロナウイルス感染症に対する感染防止対策を徹底するため、厚生労働省ほか関係省庁の通知、関連学会の見解等を踏まえ、健診実施機関として適切な感染症対策を行い、受診環境を確保します。
なお、本対策は対策制定時の知見を踏まえて作成したものであり、新たな知見等が得られた場合、改訂されるものです。
 
Ⅰ 健診実施機関の対応
○基本姿勢
新型コロナウイルス感染症対策としていわゆる「3密」(密閉・密集・密接)を避けることとされています。当院では、3つの密のそれぞれを可能な限り回避することにより、受診環境の確保に努めます。
 
○健診施設の受診環境の確保
・受診者様、健診施設職員(以下「職員」という。)相互の安全確保のため、健診の遂行上、特に必要のある場合を除き、健診会場ではマスク(サージカルマスク、布マスク等)着用を原則とします。
・マスク不足が深刻な折、マスクは原則として受診者様でのご用意をお願いいたします。マスク着用がない場合は健診を受診できません。万一、マスクがない場合はご相談ください。
・来院時、速やかに問診、体温測定を行い、受診者様の健康状態を確認します。
・発熱があるなど健診受診として不適当と判断した場合は、受診者様に説明した上で、後日、体調が回復してからの受診とさせていただきます。
・「密集・密接」を避けるため、受診者様間の距離を確保するとともに、健診に要する時間を可能な限り短縮します。
・受診者様と職員が対面で話す際は、適切な距離を確保するよう配慮をします。
・室内の換気については、一定箇所の窓やドアを開放状態にします。
・受診者様の「密集」を避けるため、1日の予約者数、予約時間等を調整します。
・職員は、アルコール消毒液等により入念に手指の消毒を励行します。
・ロッカールーム、トイレ、ドアノブ、階段手摺、エレベータ呼びボタン、エレベータ内部のボタン、自動販売機等受診者様が触れる箇所を、定期的にアルコール消毒液又は次亜塩素酸ナトリウム消毒液により清拭し環境衛生に努めます。
 
○健診施設職員が感染源とならないための配慮
・職員は毎朝出勤前に体温測定し、発熱等の症状を認めるときには職場に電話連絡し、医療機関を受診します。管理者は、毎朝職員の検温結果と体調を確認・記録し、異常を認めた場合は出勤を停止します。
・過去に発熱が認められた場合、解熱後24時間以上が経過し、呼吸器症状等が改善傾向となるまでは出勤を停止します。(インフルエンザ等の発熱の原因が診断された場合は、各疾患の規定に従います。)このような状況が解消した場合であっても、管理者は引き続き当該職員の健康状態に留意します。
・すべての職員はマスクを着用するとともに、手洗い又はアルコール消毒液等による手指消毒を徹底して行います。
・職員休憩室やロッカー室の什器等においても定期的な消毒を行い、職員間で感染が起こらないように努めます。
・職員に新型コロナウイルス感染者が発生した場合は、管理者は保健所等の指示に基づき、直ちに万全の対応を行います。
・新型コロナウイルス感染症に罹患し、治療した職員は、保健所等の指導に基づき、出勤を再開します。
 
 
○緊急時の対応
・胸部エックス線検査で新型コロナウイルス肺炎を疑う所見が認められた場合は、直ちに当該受診者様に説明し、その後の健診を中止します。
・当該受診者様の移動経路について接触部位の消毒を直ちに行い、関与した職員の接触状況を調査します。
・当該受診者様と接触した可能性のある職員は一旦、自宅待機措置とし、当該受診者様が新型コロナウイルス肺炎の可能性が低いと判断された場合は復職し、新型コロナウイルス感染症と確認された場合は、保健所等の指示に基づき対応します。
 
 
○健康診断項目ごとの留意事項
①問診、診察、説明、保健指導
・診察の前後で必ずアルコール消毒液等で手指消毒を励行します。
・聴診器、接触式体温計、診察室の什器等について、受診者様毎にアルコール消毒液又は次亜塩素酸ナトリウム消毒液で清拭します。
・結果説明、保健指導等の実施に当たっては適切な距離を確保するよう配慮します。また、説明資料等を工夫するなどし、結果説明、保健指導の効率化を図ります。
②身体計測、生理機能検査
・身体計測、生理機能検査に使用する機器で受診者様の手や顔等が触れる部分については、使用ごとにアルコール消毒液で清拭します。
③X線撮影
・受診者様が触れる箇所を検査毎にアルコール消毒液又は次亜塩素酸ナトリウム消毒液で清拭します。
④内視鏡検査
・日本消化器内視鏡学会の指針を尊重し、実施する場合には感染予防策を徹底します。
⑤その他の生体検査機器
・受診者様の体が触れる部分は、受診者様毎にアルコール消毒液又は次亜塩素酸ナトリウム消毒液で清拭します。
 
 
 
 
Ⅱ 受診者様にお願いする事項
 
○事前に受診者様へ通知する事項
・新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、当分の間、次の方は、受診をお断りしていますので、体調が回復してから受診してください。症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
 
▶ 発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐などの症状のある方
▶ 現に37.0℃以上の発熱がある方
▶ 過去1週間以内に37.0度以上の発熱のあった方
▶ 明らかな誘因なく4~5日続く下痢等の消化器症状のある方
▶ 2週間以内に、法務省・厚生労働省が定める諸外国への渡航歴がある方(およびそれらの方と家庭や職場内等で接触歴がある方)
▶ 2週間以内に、新型コロナウイルスの患者やその疑いがある患者(同居者・職場内での発熱含む)との接触歴がある方
▶ 新型コロナウイルスの患者に濃厚接触の可能性があり、待機期間内(自主待機も含む)の方
 
※新型コロナウイルスに感染すると悪化しやすい高齢者、糖尿病・心不全・呼吸器疾患の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方は、受診延期のご検討を宜しくお願いいたします。
 
 
○受診に際して、受診者様にお願いする事項
・健診中は各自マスクの着用をお願いします。
・マスク不足が深刻な折、マスクは受診者様ご自身でのご用意をお願いします。万一、マスクがない場合はご相談ください。
・入口等にアルコール消毒液を用意しますので、受診者様には健診施設への入館時と退館時の手指消毒及び健診中の手洗いを適宜お願いします。アルコールを使えない方には、界面活性剤配合のハンドソープ等により手洗いをお願いします。
・健診中は換気を定期的に行うため、外気温が低い季節では室温が下がるため、カーディガン等羽織るものを事前に手元にご用意ください。
・受付時間を守り、密集・密接を防ぐことにご協力をお願いします。
・健診施設入口等で、非接触型体温計等で体温を実測させていただきますのでご協力をお願いします。
 
 
 
双愛クリニック
埼玉県さいたま市大宮区
堀の内町2-173
TEL.0570-038-222
FAX.048-642-8282

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